残業が多い看護師の職場について



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残業が多い職場の特徴

同じ病院でも、残業が慢性的になっている職場と、そうでない職場があります。理由を3つに分けると患者側、病院側、スタッフ側の理由になるでしょうか。

 

患者側の理由としては、勤務終了間際の急変や入院、勤務時間内目いっぱいの処置やオペ関連があるでしょう。病院側の理由は、明らかなスタッフの不足や看護師の配置問題があるでしょう。ではスタッフ側の理由というのは何でしょうか?同じ条件の病棟でも、残業を限りなく減らす努力をしているところと、そうでないところがあるということです。

   

緊急入院をバンバン受ける病棟では、予約入院と併せると1勤務で入院が5・6人というのもおかしくありません。その日の日勤看護師が、全員1人は入院を受け持つこともあります。  そのような場合、先に手を挙げて担当になってしまった方が、早く入院患者に対する指示受けや計画に手をつけることができます。勤務終了時に終えることもできるかもしれません。

   

ここで差が出てくるのです。スタッフの全員が「担当は○○さんだけど、全員でやった方が早いよ!!」とワーッと手を出してくれるところは、いくら勤務終了間際の入院でも最短で帰宅することができるでしょう。  逆に「私はもう一人入院とったから、○○さんお願い」となると、どうでしょう。特に午後に入ると、入院患者の押し付け合いになってきます。忙しいふりをして逃げる人も出てくるでしょう。その時間から入院の担当になると、時間外になるからです。  そうなると、職場全体のモラルや看護師一人一人のフットワークも悪くなり、結果として看護の質全てが落ちてくるものです。

   

慢性的に残業をしている部署には、もともと一人一人が定時で終わらせる気がない、あわよくば少し時間外をつけた方が、お小遣いになるくらいの認識を持っている場合があります。これが一番良くありません。  もしこのような職場に入ったら、自分だけが頑張って他のスタッフの手伝いをすると損することになるので、全員がダラダラと仕事をするようになり、悪循環が起こります。  よほどでない限り、これを正そうと孤軍奮闘すると疲弊します。そしてスタッフから疎まれることになるでしょう。打開するには病院の問題として上司が変わることが必要です。

   

本当に患者側の理由で残業が慢性的になっているのなら、自分がどこまで頑張れるのかよく考えましょう。ただし、明らかに病院やスタッフ個人の意識の問題の場合は、早々に転職や配置転換を希望しましょう。  他人を変えることは大変難しいことですし、意識の低い人に自分の家族を犠牲にすることはありません。何よりも自分のモチベーションを下げられることの害が大きいですからね。