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残業が少ないあるいはほとんどない職場の特徴

 

同じような規模の病院でも、何故か残業が少なくて働きやすい職場というものがあります。同じ市立の病院でも、人事交流に行くと全く違うという話を聞きます。その違いは、何でしょう?同じように救急があって、総合病院で、公立病院で…。

   

一番大きいのは、看護部・科長の考え方です。子育てをしたことがなく、独身のキャリアウーマンで来てしまった人は、まず時間外や子育てに対する考え方が違います。管理者としてわかっているつもりでも、実際に家事・育児を両立しながら働くことの大変さを、身を持ってわかっていません。病院によっては、独身でキャリアを築いて着た人達ばかりが師長やそれ以上のクラスにいることがあります。

そのような病院は、結局仕事に一途の人しか続けられないということを示していることになります。  また、子育て経験があっても今の50代・60代は十分な育児休暇のなかった世代です。「自分が若い頃は産後3か月で仕事に出ていたのに、今の時代は甘やかしすぎる」という考えのベテラン看護師が上に立つ人間だと、また大変です。

   

看護部が、時間外で行う1時間の勉強会が家庭にどのくらい影響が出るか理解してくれていると、できるだけ時間内で何回かに分けて開催したり、勉強会そのものを厳選しています。夕方の1時間は、保育園の迎えがあります。それに1時間夕食が遅いと、子供がおなかをすかせます。  「おなかすいたよ~」という声を聞くお母さんは、とてもつらいのです。子供におなかを空かせてまで働くことは、ストレスです。大人にとっての1時間と子供にとっての1時間の違いは、子育てに理解がないとわかりません。  よくあるのが、帰宅時間が遅くなると車中で間に合わせに子供に菓子パンを与え、逆に夕食を食べられなくなってしまうこと。これでは子供の成長に良いとは言えませんね。

 

何か問題があると、すぐに「○○委員会を設立しました」「○○勉強会を開催しました」ということを解決策として一般市民や議会への報告にする病院がありますが、それはどんどんスタッフの首を絞めるようなもの。  逆に勉強会や委員会を工夫して、できるだけ時間内で終わらせられるようにしている病院は離職率が低く、あまり中途採用枠がありません。

   

業務改善委員会を設置して、よりよい職場にしようと試みている病院もあります。熱心なように感じられるでしょうか。更にその上にも委員会を設け、医師を含めコメディカルを集めて話し合うこともありますが、結局は医師に対して看護・事務部門が口を出せず、形だけで終わるものが多いのが事実。  看護部だけで解決できる問題なら、委員会も意味のあるものでしょう。しかし、その委員会自体が出席者の仕事を中断させ、委員会の日は残業になってしまい、報告書の作成もしなくてはならなくなるという悪循環になる場合もあります。

 

委員会を作って何か問題に対してアプローチした、病院としての責任を果たしたという体制は、結局のところ働きにくい病院です。働きやすい病院は最低限の感染対策委員会や事故防止委員会等にとどめてあるものです。

   

全ての委員会や勉強会が悪い訳ではありません。医療職は常に新しい知識を共有する必要がありますから。ただ、勉強会も仕事をしていく上で上手に付き合っていかなくてはなりませんから、こうした情報もできるだけ人材紹介会社のスタッフか、自分のネットワークで生の声を聞いておきたいものですね。