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残業が多い傾向にある科や施設ってあるの?

 

上司の考え方や働くスタイルでも変わってくる残業ですが、一つの病院や施設の中でも 残業になりやすい部署やそうでない部署があります。残業として時間外に持ち込む仕事に何があるかという点から検討してみましょう。

  • 看護計画に関するもの(立案・修正等)
  • 看護記録
  • 転院やサマリーに関するもの
  • 医師の指示受け
  • 外来で受付時間内の患者の診察

でしょうか。実際に時間外として残るのは、事務作業です。外来での受付時間内の患者や、予約患者の対応で残業になる場合もあります。しかしこれらは予測可能な問題で、他の人に替わることができたり、体制を整えることで改善されます。

医師の指示受けは手伝うことができます。ですから、その日の日勤でワーッと助け合ってやる部署は、当日入院が多くても割と早く帰ることができます。そういう部署では、記録だけは担当しか書けないので替われるところは替わるという姿勢を持っています。 しかし、結局手伝ってもらったとしても最終責任はその日に受け持った日勤の看護師になるので、やはり残業は出てきますね。サマリーは担当患者の転院が急に明日と決まったら、今日中に仕上げて帰らなくてはならないでしょうし、これは他の人にお願いできません。

では、看護計画や医師の指示受け、サマリーのない部署はどこでしょう?それは救急外来・ICU・オペ室です。全てがない訳ではありませんが、これらの部署は飛び込んできた時点の状態が一定ではありませんから、記録は基本的に経時記録です。 ICUでもし記録がSOAPの場合でも、とりあえずは「T」(Temporary=一時的)の記載で済ませられますから、指示受けで忙しい受け入れ初日に看護計画の立案をしなくてすみます。また大抵これらの部署専用の重症記録用紙や救急記録用紙・手術記録用紙等の特別な書式があるので、1枚の記録で済むのです。

救急外来・ICU・オペ室は専門性が高いです。その分、身につけたら強いですよ。それでいて指示や記録はその場限りで終わりますので、比較的残業がだらだら出る職場ではありません。仕事の内容からも、その場でパッパッとこなしていくことが求められますので、慢性的に時間外で記録をつけるといったダラダラした雰囲気にはなりません。その分、性格のきつい人が集まりやすいという特徴もありますが・・・。 救急・ICU・オペ室は、1人前に育つまでに時間がかかることから、一度入ってしまえば長くいられることになります。時間内はキリキリしてハードでも、スパッと時間で終わることが多いのです。もちろんそれが負担になれば異動願いを出すことは可能です。ですが、意外と入ってしまうと長くそこにいるようになるものです。

少し勇気を出して入ってしまうと、正規で夜勤も可能になるかもしれません。病棟で残業までしているけれどパートという人もいますが、これらの部署で月に数回夜勤を入れるだけで夜勤者登録の扱いになり、残業もほぼないのに正規になれることがあるのです。 ただし、専門性の高い部署ですから自己研鑽を忘れてはいけません。自分の性格や家庭環境にあった仕事ってなかなかないですから。 子育てしているなら、月に2晩だけ誰かに頼んで夜勤明けで時間を作るというのも一つの手ですよ。